由緒

青陽山陽徳寺は、岳南鉄道吉原本町駅と隣接している禅寺。
眼病・無病息災などで信仰をあつめております。
本尊の地蔵菩薩が「身代わり地蔵尊」として近郷近在に知られ、地元では「身代わり地蔵さん」と親しく呼ばれています。

万延元年(1860)の火災で旧記を失い、開基・開山を含め沿革は詳らかではありません。

一方で、本尊の地蔵菩薩は詳しく言い伝えられております。
この地蔵菩薩は元々は駿東郡青野村にあった光明庵でまつられておりました。
それがある年の大洪水で元吉原宿付近まで流されてきたのを宿場の人が救い上げ陽徳寺の本尊としたそうです。

また、俗称「身代わり地蔵尊」については、次のように伝えられております。

そのむかし現在の吉原一丁目付近は寺町と呼ばれその界隈で眼病が大流行したことがありました。
町の人々は困り果て、このお地蔵さんに願掛けをしたところ、病状はたちどころに快方へむかい、その代わり地蔵の目は目ヤニでいっぱいになっていたそうです。
以来、病気回復などに霊験あらたかと尊信されるようになったといわれております。

縁日

毎年7月23,24日にはこのお地蔵さんの縁日が盛大に行われ多くの人が訪れます。
本尊のほか、閻魔王や奪衣婆、地獄・極楽を描いた大絵曼荼羅が開帳され、本堂では新盆の方のご供養が行われます。
ご家族を亡くされた方は、三年続けてお参りをすると亡くなられた方に大きな功徳があると言われております。
境内には露店と大勢の参詣者であふれかえり、吉原の夏の風物として、ひろく親しまれております。

身代わりお守り

遠方の方に陽徳寺の身代わりお守りを郵送しております。
どのお守りも1つ500円です。(送料は別途)
ご住所・お名前・お電話番号とご希望のお守りをご連絡ください。

メールの場合は、以下の内容を 法雲寺(finla@nifty.com)までご連絡ください。

【件名】 身代わりお守り希望
【本文】 ご希望のお守り:
お名前:
ご住所:
お電話番号:


お守り1番

お守り1番(裏)

お守り2番

お守り2番(裏)

お守り3番

お守り3番(裏)

お守り4番

お守り4番(裏)

お守りカード

お守りカード(裏)

お守り地蔵

お守り地蔵(裏)

お守り白水晶

お守り紅水晶

お守り紫水晶

アクセス

〒417-0051
静岡県富士市吉原1丁目4-3

岳南鉄道吉原本町駅より徒歩1分