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当山について

由緒

法雲寺は達磨大師を初祖とする禅宗の一派で、京都・花園の妙心寺を大本山とする臨済宗妙心寺派に属する禅寺です。
ご本尊はおしゃか様をおまつりしております。

創建は室町時代初期の文和2年(西暦1353年)、鎌倉 建長寺の僧 用堂和尚がこの地を訪れた際、岩石が重畳し清水が湧き希に見る素晴らしい景観であったことに魅せられ、錫を留めて寺を建て、法雲寺と称したとされています。
その後、この地を治めていた戦国武将の今川家・徳川家の庇護を受け、寺運は盛んとなりました。

明治元年には神仏判別令により歴史に名を残す三将会盟が行われた善得寺を合併吸収し今に至っています。
現在でも本堂には善得寺開山大勲策禅師の位牌がまつられております。

末寺


等があり、法雲寺住職が兼務しております。

清水次郎長 子分 辻の勝五郎墓

富士山麓の大渕村に次郎長開墾の大事業に奔走尽力され、また、檀家総代を長年勤め地域に献身的な貢献をされた清水次郎長一家28人衆の1人 辻の勝五郎をご供養しております。